ジャパネットたかたの売上高が、2006年 1000億円を超えたそうです。
2004年の顧客情報流出による販売自粛時期を除いて、1993年の創業からずっと右肩上がりで成長しています。
この、ジャパネットたかたの強さの秘密はどこにあるのでしょうか?
ジャパネットの高田明社長は、それを「スピード」と「情熱」だと言っています。
高田社長の言う「スピード」には2つの意味があり、1つ目は顧客のための「スピード」です。具体的には「顧客対応」と「納期」のスピードですね。
ジャパネットたかたの本社は長崎県佐世保にありますが、顧客への素早い対応を実現するためコールセンターは福岡に作り、納期を早めるために配送センターは中部地方に作りました。
2つ目は、販売する側としての「スピード」ですね。
ジャパネットたかたの放映するテレビ・ラジオのスタジオ「ジャパネットスタジオ242」を本社敷地内に作ってしまった理由がここにあります。
例えば、エアコンを紹介しようと放送準備をしていたとします。とこらが急に空が曇ってきてしまった。雨や曇りの日はエアコンは売れませんよね。欲しい気持ちにもなりません。ですから、直ぐに別の商品の宣伝に替えてしまう。これは、自社のスタジオと自社の制作スタッフだからこそ出来ることですね。
次に2つ目の要素「情熱」。高田社長の、あの独特のしゃべり方は、特に誰から教わったものでもなく、お客様への気持ちがそうさせているとのこと。
多くの量販店やメーカーが売り込み中心の商品選定にある中で、ジャパネットたかたの商品選定の基準は「実際に使うお客様にとってどうなのか?」だけにあるといいます。
また、番組で商品説明をする上で高田社長はじめジャパネットたかたのMCは、メーカーのカタログは一切見ません。
そもそもカタログに記載されている性能や機能は、お客様だけでなく競合他社に対しても行われているものであって、ジャパネットたかたにとっては全く意味がないといいます。
ジャパネットたかたのMCは、その商品の大切な1つだけを選んできちんと伝える。
ジャパネットたかたの顧客は、ごく普通の人であり、競合他社や商品に詳しいマニアではありません。だからこそ「分かりやすさ」を一番大切にしているのです。
例えば、デジカメを紹介するときには、「手ブレがしない」、「再生は簡単」、「繋ぐだけでプリントできる」といった「使いやすさ」を丁寧に説明。セット販売するのも、売りたいからではなく、それがあれば買った人がすぐに楽しめるからといった考えのもとに行っています。
こんなところが、ジャパネットたかたの強さの原動力なのですね。

